今年から東京で行われたSummer Academyについても、インストラクターがレポートを書いてくれたので、一部加筆のうえ掲載した。東京でのDemo Dayの様子については、過去の記事の動画を参照して貰えたらと思う。

Summer Academy東京(Z会×Make School プログラミングスクール)の概要

Z会との業務提携により始まることとなった東京でのサマーアカデミー。対象は中学生以上、英語を使ってSwiftを学び、(アメリカでは4週間で行われるIntro Trackを短縮して)3週間で基礎の学習からアプリ作成までを行うというものだ。費用は約30万円。選考は英語でのビデオインタビュー試験があり、応募者はウェブ上の応募フローに従い、TOEFLのスピーキングと同じような形式で、質問に対する答えを録画して送る、というものだった。選考時にプログラミングの経験は不問だが、何かを作ったことがある、何かを創りたいという情熱があることが重視された。詳細はZ会のホームページに記載されている。

スケジュール

7月24日から3週間、日曜日から木曜日の週5日行われた。期間全体のスケジュールとしては、

  • Week1 基礎:プログラミングの基礎とコンピュータサイエンス
    • Appleの新しいプログラミング言語であるSwiftとプログラミングの基礎を学び、基本的なプログラムを作成します。その後、データ構造(配列やディクショナリ)やループ、再帰を含むより深いプログラミングの概念を学びます。
  • Week2 応用:アルゴリズムとオブジェクト指向プログラミング
    • Week 1 で学んだ概念を利用して基本的なアルゴリズムを実装します。また、オブジェクト指向(ソフトウェア業界でよく使用されている考え方)を学び、複雑なアプリケーションを開発する方法の理解を深めます。
  • Week3 アプリ作成:iPhoneゲームの作成
    • 人気のiPhoneゲームを複製しながら、学びを深めます。そして、最終的には自分が作ったゲームで遊ぶことができるようになります。

というものだった。

また、一日の流れとしては、

  • 前日の簡単な復習
  • 今日学ぶ内容の紹介・作業
  • ゲストスピーカーによる講義
  • 昼食
  • アイスブレーキングゲーム
  • 今日学ぶの内容の続き
  • 今日のまとめ

となっていた。

チュートリアルや講義の内容

基本的にはサンフランシスコで行われたIntro Trackの内容と同じなので、前々回の内容(Intro Track@SF)を参照してもらえたらと思う。基本的なコーディングの練習を行ったのち、各自がアプリ・ゲーム作りへと進んでいった。少人数グループにして、より質問しやすい環境作りに務めていた。

生徒の英語のレベルはバラつきがあり、初日終了時点で保護者からも要望があったため、2日目以降は英語のみで教えるグループと、日本語も交えるグループとに分けることになった。

講師のプロフィール

インストラクターは3名で、1名がMake Schoolで2014年から1年間行われていたGap Year Programの卒業生でTileというスタートアップで働いていた日系アメリカ人のエンジニア。残りの2人はフランスと日本の理系大学院生・大学生で、サンフランシスコでのインストラクター研修を経てインストラクターとなった。初日には共同創業者のJeremyが訪れてプレゼンテーションをしたり、Make Schoolのヘッドクォーターのスタッフが生徒兼運営スタッフとして参加したり、更にはZ会からも担当のスタッフが応援に来たりと手厚いサポートがあった。最終日には卒業式が行われ、JeremyもTV電話越しであったが参加した。

ゲストスピーカーによる講義は期間中に二度あり、共にMake Schoolに出資してくれているVC繋がりで講師が来てくれた。イーストベンチャーズ出身の起業家3名によるパネルディスカッションと、元ゴールドマン・サックスで現在はFresco Capitalに勤めるキャピタリストのプレゼンテーションがあった。講義というよりは、インタラクティブな形式で質疑応答が中心だった。

参加者のプロフィール

参加者は約20名。中学生と高校生が参加しており、コーディングの経験は全くの初心者もいれば、コーディング大会の優勝者まで幅広かった。

今回は初めての日本での開催ということで、Make School、Z会としても手探りであったが、参加者・保護者の方たちの反応も上々であった。今後、日本ではレギュラーなコースの提供を目指して事業展開を進めていくつもりだ。

広告