先週からアメリカではSummer Academyが始まった。筆者の在籍しているサンフランシスコのヘッドクオーターでは、アプリ、ゲーム、VR、初心者向けのイントロの計4つのトラックの参加者が150名ほど集まり、8月中旬のDemo Dayに向けて怒涛の8週間を過ごす。週に一度は外部から招かれたゲストによる講義があり、第1週はY CombinatorのSam Altman、第2週は国連でVRのイニシアティブをリードするBarry Pousmanが訪れた。

Summer AcademyはMake Schoolにとっては収益の柱となっている看板プログラムで、2012年から今年で5年目になるが、毎年1.5週間のインストラクター研修を行っている。今年は東京での開催が決まったため、日本からも2名のインストラクターが研修に参加してくれた。内容は変わる可能性はあるが来年以降の参考として、研修内容や感想をまとめてもらったので下記に紹介したい。なお、末尾には今年のインストラクター募集要項を載せているので、そちらも参考にしてもらえればと思う。

スケジュール

日程は66~616日の平日のみ。土日も空けておくように事前に言われていましたが普通にオフでした。初日はキャンプ施設に貸切バスで移動し、チームビルディングのためのゲームをいくつか行いました。さらに二日目は午前で予定が終わり、午後はインストラクターとMake Schoolのスタッフのみんなでサンフランシスコを観光しました。

時間の使い方は割とフレキシブルで、すごく自由な感じがしました。基本的に重要な研修内容は午前に終わらせて、午後はMakeSchoolのファウンダーの話を聞いたり、自由に課題を進める時間だったりしました。

研修内容

コーディングをいかに教えるか、という講義の内容を想像していたのですが、あまりコードは書きませんでした。どちらかというとキャンプに参加してもらった人たちに、いかにコーディングを好きになってもらうかを研修を通して学びました。

コーディングに関しては、MakeSchoolGithubリポジトリのうちの各研修のチュートリアルを一通り終わらせました。また、実際にプログラミングの概念を生徒たちにいかに理解してもらうかをチームを組んでペンや紙や体、ライブコーディングをつかって説明する練習をしました。

アクティビティは様々なものを行い、チームビルディングを行ったり、簡単なゲームをしたりしました。合宿施設では、ゴルフボールを目的地のカップに入れるために一人ひとつの筒を真っ二つにしたような形状のものを使ってスロープを作り、その頂上からゴルフボールを転がしてカップに入れるものを行いました。また、バディを組んで新しい握手の方法を二人で作り、それをみんなの前で披露したり、円陣を作って、アイコンタクトだけで伝えたい相手を指してメッセージを伝えていくゲームなどを行いました。

あとは緊急時の対応として、CPR(心肺蘇生法)の訓練でAEDの使い方などを学びました。

Make Schoolスタッフの印象

全員とても明るくて良い印象でした。 コーディングがめちゃくちゃできる人や、教えるのがめちゃくちゃうまい人、事務作業をしている人など各セクションにすごく勢いのある人がいて、最高のバランスでチームが動いている感じがしました。

他のインストラクターのプロフィール

台湾と日本で教えるインストラクターは大学生~大学院生。その他の地域は学生に限らず、様々な人がいました。年齢層は高校生~60(?)で、ほとんどは20~25歳でした。バックグラウンドは高校卒業したて、大学生、大学卒業して求職中、大学の元講師、フリーランサー、などでした。

インストラクターの印象はキャラの濃い人が多かったです。極めてダイバーシティを感じました(笑)。プログラミングのスキルに関しても割とばらつきがあったと思います。何十年もコーディングをしている人から大学で基本を学び始めたばかりという人までいました。

住居、ベネフィット

給料とは別に航空券、住居が提供されました。ホテルは女性は1人部屋。男性は基本的に2人部屋でした。場所はtwitterHQの斜め前にあり、MakeSchoolまでも徒歩5分程度で最高でした。ただ部屋によっては隣接しているクラブから聞こえる音楽のせいで眠れないと言っているインストラクターもいました。

航空券や住居以外にも、ボーリングや豪華なハウスパーティ、ピザパーティ、たまにランチなども提供していただきました。シリコンバレーに興味があり行ってみたいという方にはうってつけだと思います。ドラマシリコンバレーで登場するシーンが毎日見れます。

研修の感想

世界各国からエンジニアが集まりプログラミング教育に関する講習を受けたり、意見交換をしたりするので、各国での教育方法の違いなどを知ることができてとても興味深かったです。同期のインストラクターと仲良くなれば一緒にプログラミングの勉強会に行ったり、普通に観光したりすることもできます。個人的に感じたのは英会話の速度です。ネイティブ同士の意見交換に割って入ることはなかなか難しかったです。

(参考)募集要項

【SFでの有給研修+住居・往復航空券付き】Make School in 東京 夏期インストラクター募集のお知らせ
サンフランシスコを拠点にプログラミング教育を提供しているMake School社では、Z会との提携に伴い、今夏日本で中高生向けのSummer Academyを開催します。その際、米国から派遣されるインストラクターと共に東京でインストラクターを務めてくれる方を若干名募集します。
有給で航空券・住居付きの研修@サンフランシスコもついているという、なんとも羨ましいお仕事です。シリコンバレーのエンジニアと対話してみたい、アメリカで成功しているプログラミング講座の世界展開に関わってみたい、日本のプログラミング教育に貢献したいという方には、非常に良い機会になると思います。
お暇なエンジニアの方、夏にやることが決まっていないorシリコンバレーにでも行ってみたいと思っていた大学生・大学院生の方、応募お待ちしております!もしご友人が興味持ちそうな方がいらっしゃいましたら、「シェア」して頂けると幸いです!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■内容
Phase1: 6月6〜16日(SF、1.5週間、平日のみ)
・サンフランシスコのMake School HQで行われるインストラクター向け研修(英語)に参加して頂きます。
・研修は全米・海外で開催されるSummer Academyのインストラクター全員が対象となります。過去にはAppleのエンジニアやGoogle、Teslaなどの内定者がインストラクターを務めています。
・往復の航空券と期間中の住居はMake Schoolから提供されます。
Phase2: 7月18日〜8月5日(東京、3週間、平日のみ)
・御茶ノ水近辺の教室で開催される主に中高生向けのSummer Academy Intro Trackのインストラクターを務めて頂きます。
・アメリカから派遣されるインストラクターと共にSwiftを使ったiPhoneゲーム開発の講義、メンタリングなどを行っていただきます。
※Phase1とPhase2の間、米国ではSummer Academyが開催中です。その期間SFに滞在し、米国のSummer Academyに生徒として参加して頂き、スキルを高めて頂くことも可能です。
■給与
12万円/週
■対象
下記条件を満たす方は是非お気軽にご連絡下さい。
・プログラミング経験を有する社会人、大学生・大学院生
・英語によるコミュニケーションが可能な方
・上記Phase1, 2にフルタイムで参加可能な方
■応募方法
makeschoollife@gmail.comまで、氏名、連絡先、所属先、過去のプロジェクト・プログラミング経験(お持ちの方はプログラミング指導経験)、英会話のレベル、その他(お持ちの方はポートフォリオホームページ、GitHubアカウント、LinkedInアカウントなど)をご連絡下さい。応募多数の場合、ご連絡頂いた内容を元に選考のうえ、通過された方にご連絡致します。
■ Make Schoolとは
■ Summer Academy Intro Trackについて
■ Z会とMake Schoolの提携について
広告