しばらくブログの更新が滞ってしまっていたので2回の投稿に分けて過去3週間を簡単に振り返っておきたい。4月12日週はTech In Asia Singapore 2016というカンファレンスに参加するためシンガポールにいた。元々はDeveloper Stageでの1時間のレクチャーを行うだけの予定だったが、急遽Main Stageの登壇予定者が来れなくなった関係で、FounderのJeremyとTech In AsiaのDavid Corbin氏の対談が実現した。そのせいもあってか、直後のレクチャーは会場に人が入りきれないほどの盛況ぶりだった。東南アジアにおけるプログラミング教育への関心の高さと「シリコンバレー」ブランドの強さを感じた。カンファレンスのあとは追加で3日間滞在し、シンガポール国立大学(NUS)にあるAdvance Robotics Centreなど幾つかの研究所を訪問したり、就活時代からの友人で現在はMcKinseyで働きながらINSEADに留学中の人に会ったり、前職の上司らと飲み歩いたり、と大いにシンガポールを楽しんだ。

この滞在の前後でJeremyが近隣各国を周り、幾つかパートナーシップの契約を纏めてきた。この夏は東京、シンガポール、台湾、香港でSummer Academyをやることになり、Make Schoolの海外展開が加速しそうだ。

日本はZ会と提携

まず日本だが、Z会と業務提携を結び、中高生が夏休みに受講可能なプログラミング教室を実施する。場所は秋葉原近辺のZ会の教室を使う予定で、Make Schoolから講師も派遣される予定だ。実はMake SchoolはGREEやEast Ventures、アーキタイプなど日本からの投資を多く受けていることもあって、以前から日本進出の話があったのだが、既存の資本提携先とは異なり、テック企業でもないZ会との提携が決まったということで話題になったようだ。詳細はTechcrunchの記事を見てもらえればと思う。こういった形で日本の大企業とシリコンバレーのスタートアップの協業関係が増えていくのは個人的には凄く嬉しいことだ。

シンガポールはファンド・政府から支援

次に、シンガポールだ。シンガポールではTech in Asiaの開催中も何度かファンド・政府関係者との会合があったが、最終的にはTri5 Venturesから出資を受け、シンガポールにローカルブランチを設けることが決まった。シンガポールのSummer Academyはシンガポール人にとっては非常に魅力的な内容となる見込みで、政府がシンガポール人限定で参加費を支払ってくれることになりそうだ。こちらの詳細はTech in Asiaの記事に書かれている。

台湾はSudoと引き続き提携

台湾では以前短期の出張講座を共に開催したことのあるSudoというパートナー企業と共にSummer Academyを実施する。Tech in Asiaで創業メンバーを含む社員2名と飲む機会があったが、若いチームで勢いがあり、また、集客力に関する実績が素晴らしかった。

各国のSummer AcademyがProduct Academyへの人材供給源に

筆者としては、もし時間・経済的に余裕があるのであれば米国のSummer Academyをお勧めしたい。米国ではアプリ開発やゲーム開発に加え、今年からはVirtual Realityのコースが設置される予定であり、益々面白くなると思うからだ。Make Schoolの狙いとしては、既に安定的な収益源となりつつあるSummer Academyの地域展開を進めることによる収益増のほか、Two year program改めProduct Academyに挑戦できる優秀な人材を集めたいということもある。

Product Academyに興味を持っている人でも、Summer Academyに来てみるのが良いと思う。Make Schoolのスタッフに顔を覚えてもらい、そこで成果を出すことによってProduct Academyへの参加がしやすくなり、また、ミスマッチも減るからだ。もし悩んでいる人がいれば、気軽にコメントをもらえればと思う。筆者の紹介があれば、少なくとも面接までは進めるとのことだ。

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